FC2ブログ
--
----
--
tb* -
com*-

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2010
0528
Fri
tb* -
com*2

【 あの娘を争奪大合戦☆in修学旅行~ネズミーランドDE恋の嵐が吹き荒れる!?爽たんのねず耳萌え~!戦 】

修学旅行シリーズ4話目です。
もうね、タイトルが浮かばないww
にしても今回のはひどすぎますねサーセンw



本編は追記からどぞっ。











その後、風早と爽子は四条のお店でお抹茶と和菓子を堪能したあやねたちと合流し、日が暮れるまで京都観光を楽しんだ。

簪(かんざし)屋で爽子が目をきらきらと輝かせて注目したのは、薄紫の菫の花を布であしらった和風のヘアピンだった。


「…それ、欲しいの?」


隣を歩いていた風早が、店先で急に立ち止まった爽子に気づいて、背中に声を掛けた。


「わっ風早くん!あ、ううん!そういうんじゃないんだけれど…っ」

「かわいいね。ヘアピン?」

「そ、そうみたい…。布で作ったお花がかわいいなぁ…って」

「…黒沼に似合いそうだね」


柔らかな笑みを見せて、風早は爽子の目線の先にあった二本のヘアピンを手に取った。


「…えっ!風早くん!?」

爽子が止める間もなく、風早はさっさとレジに向かい、会計を済ませると小さな紙袋からヘアピンを取り出す。
二本のヘアピンを躊躇いなく爽子のこめかみあたりの髪の束に挿して、指先で軽く前髪を整えた。


「……プレゼント」


先ほどの柔らかい微笑みを称えて、風早は爽子の手を握り歩き出した。

爽子が慌てて手を引かれながら風早のあとを追う。風早の髪の隙間からちらりと見えた片耳が、真っ赤に染まっているのを発見すると、爽子はいとおしくてたまらない気持ちが胸いっぱいに溢れてくるのを感じた。


「……風早くん、ありがとう……!」


爽子が繋いでいた手にほんの少し力を込めると、返事を返すように指先を軽くきゅっと握る力が強くなった。





* * *






次の日、京都の旅館を後にした北幌高校の一行は、新幹線で東京に向かった。

品川のホテルに着くと、男女別れて3人ずつのグループで一部屋が与えられた。
爽子、千鶴、あやねの3人はピンから手渡された部屋のカードキーを手に、エレベーターで一階のフロントから数階上の階に向かった。

部屋に着いて、荷物を部屋の端に置くと、3人は並んで3つのベッドに寝転んだ。


「あーー…つっかれたーっ」

「移動しただけだけど、それなりに疲れるわねー…」

「でも、楽しかったね、京都…!」


爽子は無意識のうちにこめかみに付けたヘアピンを撫でて、えへへと微笑んだ。

それを目ざとく見つけたあやねが、にやりと意地悪な継母のような笑みを見せる。


「さわこ~、いつのまにそんなの貰ってたのよ~」

「えっなに矢野ちん。……あっほんとだ!爽子なにそのヘアピンー!」

「あわわわわ…」


途端に顔中を真っ赤に染めた爽子が隠すようにこめかみのヘアピンを手で覆ったが、あやねと千鶴が二人がかりで爽子を押さえ込む。

「ほぉーお…あのヘタレもなかなか隅に置けないわね。なかなかセンスいいじゃない」

「……へ、へたれ…?」

「うんうん!かわいーかわいー!似合ってるぞー爽ーっ」

「あ、ありがとうっ…ちづちゃん!」






一方、女子チームの部屋でそんな会話がなされていた頃、風早と龍に加えて、なぜか同じ部屋にいる健人が窓際に立ってしみじみと空を見上げていた。


「いやー、やっぱ東京の空は狭いなー。旅行に行くと地元の良さがわかるってホントだなー」


暢気な健人の背中に、不穏な目線をやるのは、風早翔太その人である。


「おーい風早ー、そんな目で見んなよ~。あれだろ?なんでアホケンが俺らと同じ部屋なんだよって目だろー?それ」

「……よくわかったな」


風早と健人の小競り合いを傍観しながら、龍はリモコンで備え付けのテレビのチャンネルを適当に変えている。


「しょーがないじゃん。ディ●ニーランドの時の班は俺と風早と真田と、貞子ちゃんたちなんだから」


そんなことよりさー!と、無理やり話題を変えた健人は、がしりと風早の肩に腕をまわして小声で耳打ちした。


「やるじゃーん、風早~っ」

「…なんだよっ」

「貞子ちゃんのヘ・ア・ピ・ン!なかなかいいセンスしてんじゃん。似合ってたよなー貞子ちゃんに!」

「…お前にかんけーないだろ」

「まあまあ。明日はさ、みんなでディ●ニーランドじゃん?想像してみ?」

「……なにを」


「…●ニーちゃんの耳のカチューシャ付けた、貞子ちゃん(はぁと)」


不本意ながらも、瞬時に風早の脳内には、二つのまんまるい黒いネズミの耳と、赤い水玉模様のリボンが付いたカチューシャを頭に装着した爽子が、
「風早くん…、似合うかなぁ…?」
などと、頬をピンクに染めながら上目遣いでこちらを見上げる爽子の愛らしい姿が浮かぶ。

思わず頬をにやけそうになり、慌てて現実に戻ってきた風早は、目の前で目を月形にしてニヤニヤしている健人に食ってかかった。


「アホっ!想像すんなっ!」

「とか言って、風早だってバッチリ妄想したくせにぃ」

「うるさいっ!それ以上なんか口走ったらその口縫い付けてやんからなっ」

「やーんこわーいっ。安心しろって風早~。俺が上手いこと言って貞子ちゃんにミ●ーちゃんカチューシャ買ってやるからっ☆」


「…ひとの話を聞けーーーーっっ!!!」




こうして、修学旅行三日目の東京の夜は更けていくのだった。





つづく

スポンサーサイト
comment
#-
修学旅行シリーズの大ファンです!
爽子可愛いし、風早とケントの爽子争奪戦が大好きすぎます。
本当に楽しくて更新楽しみにしています!
風早とケントに負けない位、爽子の可愛いさに悶えています(笑)
これからも私を悶えさせて下さい。
2010/06/19(土) 22:50:06 | URL | edit
ありがとうございます!
ぴろ #-
お返事遅くなりましてすみませーん!


修学旅行話、好きと言っていただけて嬉しいです(*´∇`*)

あと二話くらいで終わりそうなので、がんばって書きますね!

ではでは、これからも遊びに来てください♪
2010/07/03(土) 12:59:34 | URL | edit
URL:
Comment:
Pass:
Secret: 管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。